手に触れて 抱きしめて さすれば貴方は強くなる

 

手に触れて
抱きしめて
さすれば貴方は強くなる

愛を囁いて
口付けて
さすれば私は強くなる

 

「護るもの」
「護るべきもの」
「護られるもの」
「護りたいもの」

 


罵声浴びせて
突き放す
さすれば貴方は弱くなる

心通わず
泣き濡れる
さすれば私は弱くなる

 

「移ろうもの」
「移り変わるもの」
「移ってしまうもの」
「移り逝くもの」

 

人の一生
出会いと別れ
主観と客観
恋と離別

表裏一体で
四面楚歌
出会うも刹那
別れも刹那

 


嗚呼、誰しもいつかこの地に「還る」
それがどんなに哀しい事か
傑物であれ傾国であれ
誰しもいつかはこの地に「還る」

嗚呼、誰しもいつかこの地に「帰る」
それがどんなに不思議な事か
傑物であれ傾国であれ
誰しもいつかはこの地に「帰る」

 


手に触れて
抱きしめて
さすれば貴方は強くなる

愛を囁いて
口付けて
さすれば私は強くなる

 


いつか「還る」
いつか「帰る」
いつか「出会う」
いつか「別れる」

だから、嗚呼、許すのならば


どうかこの地で永久の契りを

 

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これはなんとも・・・気づけば書いてたって感じです(何それ)